みなさん、こんにちは
フリースクールプロローグです。
先日、始業式を行い校長の話の中で「義」
「【義】とは人として正しいこと。
人は行動するときに大きくわけるとこの【義】か【利】
つまり義の行動は善悪、
人は大人になるにつれて【利】で物事を考えるようになってくる。
そして、こう続けます…
「でも先生はみんなには、不器用でも、人に何を言われようとも【義】で生きてほしい。
正しい生き方をすると周りに正しい生き方をした人が集まってくる
そして正しい生き方をしている人が集まった集団ではどん底に落ち
荘子の「利を以って合する者は、窮禍患害(きゅうかかんがい)
最初は【義】
「みんなは不登校の経験をしてきている。
時々自分の中で利の行動をとってないか振り返りながら義の生き方
すると校長はペンをもってホワイトボードに向かうと一つ教えとい てあげようとホワイトボードを使って説明を始めます。
「上杉謙信は武将の中で先生が一番好きな武将で、戦国時代に一度たりとも天下取りに参加せず越後の領地、 領民を守ることに専念した人である。 そんな上杉からの包囲網のために今川・武田・ 北条はお互いに攻めあわないという三国同盟を結んでいたが、桶狭間の戦いで織田信長に敗れ弱っている今川に対して武田は条約を破って今川を攻めるという利の行動を行った。それに対して今川・ 北条は海がなく塩が手に入らない武田に対して塩を送るのをやめた 。その話を武田と敵対している上杉が聴いて「塩留(止)め(塩を送らない) の戦は武田の領民が困るそんな戦は義に反する」と武田に対して塩を 送るという義の行動を行った。敵に塩を送るって言葉はここが語源。物事には敵味方、 利益はあってもそれよりも大事なことがある。 人として大事なこと、 人として正しいこと、このまっとうにいきる生き方をもつことが大 切だという一例です。
行動を義で選ぶか利で選ぶかを決めるのは自分。
この話の後生徒たちは、「俺のこの行動は義だと思う、
そんな新年からの行動の仕方を考えさせられる始業式の話でした。
一日1ミリ、みんなと共に...
NPO法人 共育ファシリテーション「プロローグ」
本日のblog担当:スタッフk
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