みなさん、こんにちは
フリースクールプロローグです。

先日の８月６日は広島に原子爆弾が落とされて７４年目の日でした。

保田学園共育プロローグも「平和学習の日」として平和学習を行いました。

平和学習の最初は校長の話からは始まりました。

校長から平和とは「戦争や争いごとの無い」という意味だけではなく「心配事がなく心穏やかな状態」という意味もある。

平和な世界を作るのは難しいかもしれないが、一人ひとりが平和(心配事がなく心穏やか)に

過ごしそれが拡がると平和な世界を作ることもできる。

そして8月6日という私たちにとって忘れてはいけない大切な日を通して改めて平和とはなにか、

自分にできる平和は何か考えて過ごす。という宿題が出ました。

その後は平和記念公園へ全員で移動し、フリースクール「プロローグ」の児童・生徒と

校舎へ登校している保田学園 共育高等学院の生徒、まだ校舎へは登校できないけれどホームスクールで

一日1ミリ歩んでいる児童・生徒。みんなの思いを一つにした千羽鶴を原爆の子の像の折り鶴台に捧げました。

千羽鶴が完成した時もそうでしたが、千羽という数を、平和への思いを込めてみんなで一羽一羽折ってその積み重ねで完成した

千羽鶴が現在、折り鶴台に掛かっているという状態を見て、一つの達成感を感じている様でした。

最後に校舎へ戻り「焼けあとのちかい」の絵本の朗読を行いました。この絵本は絵や文章がシンプルで分かりやすく

言葉ではうまく表せませんが、ズーンと心に響く絵本で生徒も絵や内容を集中して聴いていました。

生徒も絵本を通して戦争の悲惨さ今の生活のありがたさ等様々なことを感じていました。

平和について私たち一人ひとりができることは小さい事かもしれませんが、千羽鶴と同じく積み重なると大きな事が起こせる

何かそう感じさせる平和学習の日でした。

一日１ミリ、みんなと共に...