「自信」とは…(終業式にて)

みなさん、こんにちは
フリースクールプロローグです。

 

『自分に自信はありますか?』

 

これは先日行われた終業式の際に校長が生徒にした質問です。

この質問に対して生徒は誰ひとり手をあげることはありませんでした。

同じ質問を日本人全体に対して行うと約30%の人が自信があると、アメリカ・中国・韓国で同じ質問を行うと

約60~70%の人が自分に自信があると答えるそうです。

 

すると、校長はこう切り出しました…

「自分に自信がある事って本当に良い事なんじゃろうか?」

この発言に生徒は不思議そうな表情をしていましたが、話は続き…

「自分自身のできる事だけを考えていると人は自信を持つことができる。

自分ができないと思うことを考えると自信を持てない。自分のできない事を考える人は、

自分自身の能力のなさ・非力さを知っている。だからこそ他の人のいい所を取り出すことができる。そして自分の短所を長所に持つ人と気持ちを合わせて協力『合気』することで自分の持っている想像以上の力の結果をだすことができる。これができるのは自分に自信がない人だけだと。

つまり自信があるか、ないかの問題ではなく、自分がやりたいかいかどうかそこに対して自信を持つこと。

そしてやりたいことをたくさん描いて、「でも・・・」ではなく「だから今日どうする。」というふうに物事を考えて欲しいと話がありました。

最後に校長から生徒への宿題が一つ出されました。それは、

「自分はなにをやりたいか」をできる・できない関係なく考えてくるこというものでした。

 

私自身もついつい自信やできる、できない基準で行動を考えてしまうことがあるので

何をしたいか、そのために何ができるかと考えられるよう

改めて自分自身を見つめ直そうと思うそんな終業式でした。

 

ちなみに今回の終業式は、警報に次ぐ警報で2日間も延びての実施でした。

しかも式当日も途中で警報が発令されるほどの悪天候。

私たちスタッフは、さすがに今日登校してくる生徒は少ないだろうと思っていました。

が!しかし!まさかの普段より登校してくる生徒の数が遥かに多かったです。

これこそ、まさに保田学園 共育高等学院だと改めて強く感じました。

みんな終業式で保田校長の話を聴きたい!!

この一心で雨の中、登校してきたのだと思います。

普段の授業も、これくらい意欲を持って登校してくれるような授業にしなければ...と心から思いました。

 

私たちスタッフ一同、大きな課題(夏休みの宿題)をいただいた終業式となりました。

 

一日1ミリ、みんなと共に...

 

NPO法人 共育ファシリテーション「プロローグ」

本日のblog担当:スタッフK

 

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