ホームスクール「プロローグ」

今日はプロローグの ホームスクールについてご紹介します。

 

 

ホームスクールとは

不登校で悩んでいる児童・生徒の自宅にお伺いし

自宅を、児童・生徒の部屋を教室へ変えて
学習サポートはもちろん
児童・生徒・保護者の方のカウンセリングを行っていきます。

 

ホームスクールで伺った時に生徒と会えるようになれば

家から外に出る練習を行ったり

月に1回からでも学校へ登校できるよう導いていきます。

 

ホームスクールのまま終わるのではなく

次のステップである学校へ継続的に登校していくこと

そして最終的な目的は

卒業までの間に「社会で生きていく力」を育むことです。

 

上の写真は実際のホームスクール対応の様子です!

 

去年の4月に神村学園広島へ入学したR君は

自宅からなかなか出ることが出来ず

中学校の担任の先生ですら会えたことがない状況でした

 

センター長の保田先生がホームスクールへ行きますが

R君本人とは会うことができません。

ただ、お母さんへのカウンセリングを継続的に行ったことで

1年半、全く勉強をすることがなかったR君ですが

先月、課題の学習レポートを9枚提出することができました!

 

お母さんのカウンセリングを通して

お母さん自身、変わることができたため

家全体の雰囲気も変わり

R君自身、高校の勉強をしてみようと言う気持ちに

変わったのだと思います。

 

また現在高校3年生のU君は

中学卒業と同時に、神村学園広島へ進学。

その時U君は自分の部屋に引きこもったまま

保護者の方だけ来校されての入学でした。

 

すぐにホームスクールが始まりますが

当然U君に会うことはできませんでした。

 

ホームスクールの最初の目的は

お父さん・お母さんに笑顔を取り戻してもらうこと

 

保田先生がU君の家へ通うようになって半年後

ついに部屋から出てきて

3年もの間、顔を合わせたことがなかったお父さんと

一緒に食事を取ることができました。

その日はU君16歳の誕生日の日でした。

 

保田先生がU君に会うことがないまま

ホームスクールを続けて1年1ヶ月が経った日

U君が自らの意志で学校へ登校してきました。

 

それからは週に1日の登校が始まり

レポート学習等を行うことができるようになりました。

鹿児島の神村学園本校へのスクーリングにも二度出席し

高校卒業を目指して一日1ミリ、前へ進んでくれています。

 

保田先生は言います

学校に来れるようになるための正解を持っている訳ではないけど

来れるようになるまで諦めることなく

保護者の方と共に悩み、考えていくことをお約束します、と。

 

ホームスクール「プロローグ」

この情報が必要としている方の元へ届くことを

心より願っています。


一日1ミリ、みんなと共に...

 

NPO法人 共育ファシリテーション「プロローグ」

本日のblog担当:スタッフY

 

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校長のラジオ番組をぜひ聴いてください☆
「保田隆のHeart Beatラジオ」  RCCラジオ 毎週月曜 21:30~
「保田隆のLink with U」  広島FM 毎週金曜 21:00~

 

 

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